サンサイフグ



地方名

アカボシフグ、モフグ、ウグイス、イロモノ、コウライフグ、ホシアリフグ、キク

キフグ



渤海、黄海に多産する中国系のフグで、下関には底曳ものが1973年ごろ

から入荷している。

地色は黄褐色または緑褐色で、眼径大の白点は小さいもの程明瞭で、一

般に25p以下では認められるが、30p以上になると認め難く、一様にな

る。胸ひれ後方の黒紋は不定型で細長く、大きい固体では不明瞭。体の

下縁に黄または桃色の線がある。臀ひれは黄または桃色。背面と腹面に

顕著な棘。白色があるので区別される。また、幼魚はナメラダマシの幼魚

と混同されるが、ナメラダマシは臀ひれが暗色で、胸ひれ後方に白くふち

どられた明瞭な黒紋があるので区別できる。このフグは長い間、わが国で

はコウライフグ、中国ではクサフグとされていたが、1975年に新種となっ

た。全長40pに達する中型種。渤海、黄海、東シナ海北部に分布。

わが国に入荷するものは大正エビの漁場付近で漁獲されるもの。


毒性  無毒ー肉; 弱毒ー精巣、肝臓;  強毒ー皮、腸; 

猛毒ー肝臓、卵巣、胆のう、脾臓

中国産サンサイフグの肉は強毒との報告がある。この毒性は日本産の中

ではヒガンフグの毒性に最も近いという。